味噌や醤油、
日本酒といった発酵食品に欠かせない麹菌。
その麹菌がしっかりと働くには、
実は温度が大きなカギを握っています。
温度がちょうどよいと、
麹菌の活動が活発になり、
風味や栄養がぐんと引き出されていきます。
反対に、
温度が低すぎたり高すぎたりすると、
発酵がうまく進まず、
味や質にも影響が出てしまうことも。
麹菌が快適に過ごせる環境を整えることは、
美味しさと健康を
両立するための基本ともいえるでしょう。
麹菌が元気に発酵するには、
30〜40℃くらいの温度帯が
ちょうど良いとされています。
とくに日本酒の製造では、
35℃前後での温度管理が重視され、
麹菌の力をしっかりと
引き出す工夫がなされています。
このように、
発酵の工程ごとに適切な温度を保つことが、
美味しさや栄養を
しっかり届けるポイントになっているのです。
温度をきちんと管理して発酵させた食品には、
アミノ酸やビタミン、
酵素など、
体によい栄養素が自然と生まれてきます。
乳酸菌なども豊富に含まれ、
整腸効果も期待できるのが嬉しいところです。
腸内環境が整うことで、
お通じが良くなるのはもちろん、
内側から調子が整い、
美肌づくりにも役立ちます。
腸活を意識するなら、
発酵食品を日々の食事に
上手に取り入れていくのが一つの方法です。
最近注目されている
発酵食品のひとつが酒粕です。
酒造りの過程で生まれるこの素材には、
麹菌が丁寧に働いた証として、
整腸効果につながる成分が
しっかり含まれています。
とくに温度管理を徹底して仕上げた
酒粕パウダーは、
便秘予防やお通じが良くなるための
サポート役として人気。
さらに美肌の維持にも嬉しい成分が
ぎゅっと詰まっています。
腸活と美肌、
どちらも無理なくケアしたいなら、
酒粕を日常的に取り入れてみるのも
いいかもしれません。
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